Gourmet

村一番で、日本一
『芋屋金次郎』の雑穀米

高知県中部、日本屈指の清流として名高い仁淀川とその支流が流れる風光明媚な里、日高村。人口4800人ほどのこの小さな村に本店を構える芋菓子専門店が『芋屋金次郎』だ。

創業以来、土づくりから芋にこだわり、メイン商品である「芋けんぴ」は、全国シェアのおよそ半分を占めるほど確固たるポジションを獲得している。

今年4月から新たなラインアップに加わったのが、その名も「いもやの雑穀米」。あくまでも芋(サツマイモ)を主役としながら、16種類の雑穀米を配合。それぞれの特長や穀物同士の相性を吟味して、外皮を取り除いたり、あえて残したり、発芽させたり砕いたりと、細やかな工夫をほどこしてブレンドされている。

16種類の雑穀米を列挙すれば、もち玄米・もちきび・もち麦・もち黒米・もち赤米・もちあわ・胚芽押麦・発芽玄米・はだか麦・黄大豆・ハトムギ・小豆・黒豆・ひえ・とうもろこし・黒千石。

もちろん芋も雑穀米も国内産の鮮度のよいものだけを使用。1パック1パックに、小さな村の大きな志が詰まっている。

日高本店のほか、四国3県の県庁所在地(高知・松山・高松)と、九州は福岡に2店、大阪と東京に1店ずつ、計8つの直営店を設けている。年間に使用する芋の量は約1万トン。本店を故郷に据えたまま、一心に芋と生きている。

いもやの雑穀米
25g×15袋入 2,000円
25g×5袋入 700円
(共に税込)

写真・大志摩 徹 文・品川雅彦

お問い合わせ

芋屋金次郎
フリーダイヤル0120-03-7421

*掲載情報は2024年7月号掲載時点のものです。

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