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目利きが選ぶアレやコレ
第26回:毎日行う私のルーティーン

イラストレーション・naohiga

ルーティーンが整える日々の暮らし。それが些細な"決まりごと"であっても、自分の内側に作用する日課とは、大切な儀式のようなものだろうか。目利きたちのリズムを整える日々の決まりごと。その日課がもたらす豊かさを伺ってみた。

01 Shingo GOKAN

\ 初登場!/
ナイトシーンを魅了する
世界一のバーテンダー

後閑信吾

朝フルーツの腸活で、
年間300泊超のノマド暮らしを整える

年間300泊を超えるホテル暮らし。日々、違う国の違う場所で目覚める特殊なライフスタイルでは、ルーティーンを作ることも難しい。けれどここ数ヵ月で実践しているのが、朝、大皿2杯ほどのフルーツを食べる腸活です。

きっかけは、帰国時に通っているパーソナルトレーナーに勧められたことと、たまたま目にした腸活の本。これが、フルーツならばふんだんに朝食で提供されるホテル暮らしには都合がよかった。酵素や豊富な栄養素を含むフルーツを、ほかの食材と組み合わせることなく摂取すると、効率よく腸活できるのだとか。

やってみると、頭が冴える。脂肪がつきにくくなる。同じ生活をしているのに体型が変わってくる。ついでに肌艶までよくなってきた(笑)。不規則な生活が長くなり、よりハードになってくる日々の中で、これは無理なく続けられる体調管理。食べ物は体を作ることに直結する……そんな基本を実感するルーティーンになっています。

Shingo GOKAN

2012年世界最大規模のコンペティション「Bacardi Legacy Cocktail Competition」に米国代表として出場し、優勝。2017年、バー業界のアカデミー賞といわれる「Tales of the Cocktail」の「International Bartender of the Year」を受賞。「Asia’s 50 Best Bars」では、2019年にバーテンダーが選ぶ「Altos Bartenders’ Bartender」を、2021年にはバー業界を象徴する人物に贈られる「Roku Industry Icon Award」を受賞。最も注目されるバーテンダーである。

Instagram @shingo_gokan

02 Yuko NAITO

\ 初登場!/
愛と熱血で抜群のコミュ力を
発揮するフリーアナウンサー

内藤裕子

千年読み継がれた「源氏物語」。
読み続けることでわかる人生の機微

作家・角田光代さんが現代語訳された「源氏物語」全8巻の朗読を任せていただくことになり、2024年の春から「源氏物語」を読むのが日課となりました。

お話をいただいた時には「私でいいのか」という躊躇もあったのですが、実は10代の頃、母から「あなたは何もわかってない。『源氏物語』を読んでご覧なさい。あの物語には人生のすべてが書いてあるから」と言われたことがあったのです。奇しくも、依頼のあったタイミングは辰年で、私は年女。不思議なご縁に覚悟を決めました。

色恋だけの話だと思っていた物語には、読み進めていくうちに、人間の感情や死、別れなど、人生で味わうすべてが集約されていると実感。千年読み継がれた物語は、悠久の流れの中に身を置いていること、人生には味わうべきものがあることなどを示唆していて、私の生きる視点にも影響することになったのです。当初は全巻読破して臨もうと思っていたのですが、日々、次の収録に向けた箇所だけを読み解き、熟考する。まるで人生と向き合うかのような時間となっています。

Yuko NAITO

東京女子大学卒業後、アナウンサーとしてNHK入局。『ニュース7』「首都圏ネットワーク」のキャスター、『あさイチ』リポーター、大河ドラマ『篤姫』の紀行ナレーションなどを担当。著書に『内藤裕子のカレー一直線!!』(池田書店)。カレー大学院卒業後、"カレーアナ"としてカレー愛に溢れた日々を送る。

Instagram @yukonaito713

03 Takashi FUKUNISHI

サッカーを科学する
洒落者解説者

福西崇史

ルーティーンを作らない。
それが本質につながっている

ルーティーンを作らない。体の声を聞き、直感を磨く。それが本質につながっている。顔を洗う。歯を磨く。シャワーを浴びる。そんな日々の作業にすら、決まった順番がないほどルーティーンを意識したことがないんです。

よくスポーツ選手は験かつぎのルーティーンを持つと言われるけれど、現役の頃から決まりごとはあえて作りませんでした。理由は囚われ出したらキリがなくなるから。それよりも緩める部分を持って、オンオフをしっかり作ったほうが、自分の状態を把握することができると思うんです。

たとえば、睡眠時間を決めてしまったなら、足りなかった時に寝不足を言い訳にしたくなる。眠かったらギリギリまで寝て体調をベターに整えるなど、体調管理ひとつ取ってみても、根本がわかっていれば、ルーティーンはむしろないほうがいい。重要なのは、体とメンタルをどう整えていくか。神頼みでなく、自分に"効く"方法。それは、自分自身に聞いてみるのが一番正解だと思っています。

Takashi FUKUNISHI

愛媛県出身。1995年ジュビロ磐田所属。以後、FC東京、東京ヴェルディ等で活躍する。日本代表にもたびたび選出され、日韓・ワールドカップ、AFCアジアカップ 中国大会、ドイツ・ワールドカップ等、国際試合では主軸のMFとして注目された。2009年 現役引退。現在は解説者、サッカー教室、講演会、トークショーなどサッカー普及のための活動を続けている。

Instagram @takashi_fukunishi

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さまざまな分野で活躍する目利きたちによるコラム【目利きが選ぶアレやコレ】。今回は目利きたちの“毎日行う私のルーティーン”をご紹介。