Special
イラストレーション・naohiga
Illustrations by naohiga
手土産には、相手を想う選者の心持ちが表れる。
これさえあれば上機嫌という、ご褒美の逸品がある。
“美味しいもの”とは、それだけで幸せを語るに十分ではあるが、
そこに“おススメ”や“希少品”というサブタイトルがついたなら、
人生を変えるパワーすら宿ってしまうものなのである。
世界で最も予約困難な美容家
早野實希子
日ごとに厚みを増すお取り寄せリスト。
世界一美味しい!秘密の絶品が勢揃い
お客様との“美味しいモノ談義”を集約した“お取り寄せリスト”というのがあるんです。希少性やストーリーのある精鋭揃いなのですが、手土産に重宝しているのは、JALファーストクラスで出合った「ロイヤルブルーティー」。木箱入りでワインボトルという見た目もさることながら、“フォールインラブ”などのメッセージ性のあるネーミングも贈る時の楽しみに。
海外セレブが「世界一美味しい!」と絶賛するのは、「GENDY」の“The Premium Bitter Caramel Bar”。葉巻のようなパッケージのお菓子で、甘いものが苦手な方にも贈りやすいですね。美味しいモノと運気には少なからぬ関係性も。
川崎大師にゆかりのある『堂本製菓』の“大師巻”は早朝に並ばなければならず、人頼みではあるのですが、美味しくて幸せ、気分も上がって幸せ、そんな連鎖の逸品です。
早野實希子
英国王室御用達医師が主宰するロンドンのサロン『GraceBelgravia』を経て5つ星ホテル『The Lanesborough』にてトリートメントを行う。東京では『Lyvolvant』を主宰。海外セレブからの指名も多数で、世界で最も予約の取れない美容家といわれる。ちなみに、ロイヤルブルーティーの愛飲品は“King of Green MASA(22,000円/税込)。
Instagram:@mikiko_hayano_official_
絶対味覚の旨メシ伝道師、超人気料理家
栗原心平
言葉より雄弁な手土産の魔法。ちなみに
僕の最高峰は『和久傳』の西湖(笑)
とっておきの逸品というお題で真っ先に思い浮かぶのが、『和久傳』の“西湖”(10本4,104円/税込)。僕はこれをいただき物の最高峰!と呼んでいるのですが(笑)、口溶けといい餡の甘さといい、まさにパーフェクト。
以前、ある方から有名になる前のニコライ・バーグマンのみごとな箱詰めの花をいただいたことがあり、そのセンスに贈り物は物以上に雄弁だと教わりました。
僕が贈る際には一般的に知られていない品を選ぶことが多いけれど、もし食べたことのない物でも“美味しそうだったから”と楽しみを共有する。自分のための逸品なら、青森県限定品の“ニッカアップルブランデー弘前”(5,830円/税込)。キャンプに持って行くんですよ。焚き火の前で「わかるかなぁ、これ」と、独り、悦に入る。究極のご褒美です。
栗原心平
料理家の栗原はるみを母に持ち、幼い頃から培われた“絶対味覚”でリアルな旨メシを伝授する超人気の料理家。マネジメントで携わる津々浦々の店舗やメディア出演等で全国を飛び回る。
Instagram:@shimpei_kurihara
元ガンバ大阪、元日本代表の熱血ストライカー
播戸竜二
伝説の杜氏の気概がこもった大吟醸。
日本酒のわかる大人になってきたのかな(笑)
最近の手土産は日本酒なんですよ。豪快に食べてビールを飲む、というのがかつての“美味しい食”のシーンだったけど、40歳を過ぎて大人になってきたのかな(笑)。行く店も一緒に行く人も変化して、日本酒を盃で酌み交わす愉しさがわかってきました。
お気に入りは引退した伝説の杜氏が復活して始めた『農口尚彦研究所』の大吟醸。無濾過生原酒というのが何種類かあって、話題にもなるし、極めた杜氏の気概も一緒にいただく気分です。
自分にとっての逸品といえば、朝、豆から挽いて淹れるマンデリンのコーヒー。セレモニーのような作業も香りも、1日を始めるいい時間になっています。豆は札幌時代にお世話になっていた方が送ってくださるのですが、出先でもその時間を楽しみたくて、カフラーノのポータブルコーヒーメーカーを持参。至福のルーティーンです。
播戸竜二
ガンバ大阪などのフォワードとして活躍し、日本代表にも名を連ねた熱血ストライカー。現在はテレビ等で解説を務めるほか、日本サッカー協会アスリート委員、アスパス!推進チームメンバー、WEリーグの理事を務める。
Instagram:@ryuji_bando
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