荒井舞植田希実子小林咲里奈 「ゴルフは自分と向き合うスポーツ。向上するには、日々の練習から自らを律して、高いモチベーションを維持することが大切です」と、荒井プロはとりわけ「メンタル」の世界を強調する。 そして、「トーナメントでは勝った瞬間にフォーカスが当たりますが、急に勝てることはほとんどなく、どの選手も多くの失敗と悔しさを経験し、苦労しながら長い道のりを経てきた結果なのです」とも語る荒井プロ。 小林プロは「悩み出すときりがなく、昨年レギュラーツアーに出ていた時、うまくなりたいという思いが強すぎ、余計に自分を苦しめてしまいました。そのうちにできることもできなくなってしまって……。ランキング上位の選手は『やらなきゃいけない』時、ここ一番でちゃんと力を発揮できる。その発揮の仕方を知っている」と分析する。 「ちょっとしたことでよくも悪くもなり、気持ちの保ち方がすごく大事です。特に試合では自分を盛り上げていかないといけない」と植田プロも指摘する。 「何度も勝てなかった経験によって、何度も勝てるようになる」。実際にトーナメントでも、ランキング下位の選手が勝つことがあるが、それが証明となり、希望であり、可能性でもある。 では、今回の「ダイナースクラブカップ」への思いについて尋ねると、 「このようなチャンスをいただき、女子プロの需要を作っていただいたことに感謝しています。そして参加された方には、『また来たい』と思っていただけるような、いいおもてなしができればと考えています」(植田プロ) 「女子プロを身近に感じていただき、女子プロゴルフのファンになってくれたらと思います。そしてゴルフ界全体がより明るくなるように少しでも役に立てればうれしいです」(荒井プロ) 「今、ゴルフ人口が減ってきており、幅広いアマチュアの方と触れ合うことで、ゴルフの裾野を広げる一翼を担えればと思います」(小林プロ)と、みな意気に感じ、楽しみにしている。 最後にアマチュアゴルファーに向けて、スコアアップのポイントを聞くと、共通して出たのは「本気」の素振りを1回すること。テークバックをゆっくり、肩を開かないなど、課題を1つだけ意識し、それを実行した素振りを、実際に打つのと同じ気持ちと動きで1回。まずは、これからのようである。Mai I iISarina KOBAYASHARAKmiko UEDA6565中学ではテニス部に所属し、テニスは楽しみ、ゴルフは本気というスタイルで、部活が終わってからゴルフの練習という生活がスタート。現在は月1回、所属コースでのレッスンも行う。Information開催日:2018年12月3日(月)プレースタート* 8:00前後 開催地:東急セブンハンドレッドクラブ 西コース 千葉県千葉市緑区小山町359-6募集人数:抽選で90名 プロ参加数: 30名予定 (女子プロ1名と参加者3名で1組の組み合わせと なります。参加女子プロは調整中です)競技方法:アマチュア個人戦(ダブルぺリア方式)+ チーム戦(アマチュアネットスコア+プロスコア合計)参加費:50,000円 または ダイナースクラブ リワードポイント 100,000ポイント (プレーフィー・キャディフィー・コンペ参加費・ 参加賞・パーティ代・利用税・消費税込)当選案内発送:2018年8月下旬パーティ・表彰式 15:00頃/終了予定 16:30 ※申込会員1名につき、同伴者1名まで申し込みいただけます。お申し込み・お問い合わせは、リザベーションデスクまで 0120-357-554月~金 10:00~17:00 土・日・祝休※リワードポイントで参加人数分のお支払いをご希望の方は 優先してご案内します。※キャディ付き乗用カート 18ホールスループレー(途中軽食あり)※飲食・売店利用などの代金は、当日ゴルフ場で各自実費精算となります。企画協力:テレ・プランニング・インターナショナル株式会社中学生までは水泳に打ち込むが、「水泳は速い人が絶対に速い」と実感し、「全国大会を目指してみたい」という思いから高校生からゴルフ部に。努力を重ね続け、25歳でプロとなる。中学ではゴルフのために陸上部に所属。とはいえ本人は本気ではなくゴルフの練習は週1回、父親が申し込んだ試合に渋々出ることも。スイッチが入ってからの猛練習の末、プロの世界に。*ショットガンスタートまもなく抽選申し込み締め切り!(8月10日まで)第1回 ダイナースクラブ カップ
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