第1回「ダイナースクラブカップ」の舞台『東急セブンハンドレッドクラブ』とは同系列、湘南・茅ヶ崎の名門『スリーハンドレッドクラブ』に所属する植田希実子プロ。ゴルフ歴は高校生からで、法政大学ゴルフ部へと進み、卒業後プロテストに合格。現在はコースでレッスンも行っている。 小林咲里奈プロは両親の勧めで中学生からゴルフを始め、高校2年生の時、日本女子オープンに出場できたことで、「ロープの内側でプレーがしたい」という思いが募り、ゴルフに打ち込むべく高校も転校。20歳でプロに。 荒井舞プロは兄が競技ゴルフをしており、その影響で12歳の時に競技会に挑戦。高校、大学では大きな大会での優勝もあり、専修大学卒業後、『宍戸ヒルズカントリークラブ』在籍時に23歳でプロとなる。 プロになるのも大変だが、ゴルフはプロになったからといって試合の場が保証されるわけではない。コツコツと成績を上げることで出場機会が増え、そこで成績を残すことで、次のカテゴリーへという、長く地道な世界が続く。 そんな厳しい環境に身を置く3人に、ゴルフの奥深さと魅力を尋ねたところ、 「正解がないというか、あり過ぎるというか。でも、だからこそ希望もあり、追求できると思います」(植田プロ) 「調子がいいから成績が上がるとも限らず、調子が悪いのに結果はよかったり。うまく噛み合わないのが難しさであり、面白さですね」(小林プロ)さ り な 6464女子プロならではの華やいだ雰囲気の中、プロの技術を披露するとともに、個々のスイングに応じたアドバイスなど、ゴルフを心から楽しんでもらうための「おもてなし」の心も共有する。右から、小林プロ、荒井プロ、植田プロ。写真・下城英悟 文・根本 淳取材地・ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジPhotographs by Eigo SHIMOJO Text by Jun NEMOTO「アーティストサポートファンド」「SAKE COMPETITION」「大学ラグビー」と、 ダイナースクラブは、 様ざまな分野で活躍する若者たちをサポートしています。 今回初の試みとして、 国内の若手女子プロゴルファーを応援する活動をスタート。 プロテスト合格5年以内の女子プロと一緒にラウンドする「ダイナースクラブ カップ」を今年12月に開催します。 この大会に先立ち、女子プロ3人に、これまでの経歴や現在の活動、そして、 未来の夢などを、 語っていただきました。第1回 ダイナースクラブ カップ女子プロゴルファーとの国内若手特別な一日を
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