SIGNATURE2016年04月号
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2月中の開催をもって、名伯楽と称された3名の調教師が勇退されました。長い間お疲れさまでした。そして3月からは、新規調教師の開業と、新人ジョッキーがデビューします。応援よろしくお願いします。※2/13(土)以降の成績は次号でご案内します。月の成績月日1/5レーヴァテイン1/10ユークリッド1/17カービングパス1/16ウェスタールンド2/21エルビッシュ1/17クラシックメタル2/22レーヴミストラル1/23スペルオンミー5/19ウィズエモーション1/24カウウェラ1/24ステイキングダム3/8ラングレー3/14ロワジャルダン1/30ハッピーモーメント2/8ルミナスパレード1/31エルズミーア2/6ジャガンツ2/7リヤンドファミユエキストラエンド馬名レース名着順競馬場3歳新馬中山3歳500万下京都3歳未勝利中山4歳上1000万下中山4歳上500万下京都白梅賞京都4歳上500万下中京4歳上500万下中京愛知杯(G3)中京4歳上1000万下中山3歳未勝利京都4歳上500万下京都日経新春杯(G2)京都恋路ケ浜特別中京初霞賞中山3歳未勝利京都3歳500万下京都祇園特別京都障害4歳上OP中京3歳未勝利京都4歳上500万下京都山科S京都石清水S京都東海S(G2)中京稲荷特別京都4歳上1000万下京都4歳上500万下東京節分S東京根岸S(G3)東京3歳未勝利東京3歳500万下東京早春S東京東京新聞杯(G3)東京けて順調に回復。2月28日に行われた中山記念では、9か月ぶりの実戦ながらもそれを感じさせないレースぶりで他馬を一蹴、みごとに復帰戦を白星で飾った。今後は、日本だけでなく海外のビッグレースへの挑戦が視野に入っている。秋にはフランスの凱旋門賞への出走プランもあり、さらなる活躍が楽しみだ。ところで、ドゥラメンテが「ダービー馬はダービー馬から」の格言を体現したような馬であるというのには、父・キングカメハメハとの関係以外に、もう一つ「裏」の根拠がある。母、祖母と遡っていく「母系」だ。日本におけるドゥラメンテの母系は5代前、1968年に社台ファームが輸入したイギリス生まれの繁殖牝馬・パロクサイドに源流を持つ。パロクサイドが産んだ多くの牝馬の中にシャダイフェザーがいて、そのシャダイフェザーが産んだ中にいたのが、1983年のオークス馬・ダイナカールだった。オークスは、ダービーと同じ東京の2400メートルで争われる3歳牝馬の頂上決戦で、いわば牝馬版のダービーといえるレースだ。そのレースを制したダイナカールは繁殖牝馬としても大成功を収めたが、産駒の中でもエアグルーヴはとびきりの存在だった。1996年オークスでは母娘制覇、その翌年の秋には牝馬としては17年ぶりとなる天皇賞制覇と、次々に偉業を達成。やはり牝馬としては26年ぶりの年度代表馬にも選出された。そのエアグルーヴが産んだ牝馬では       3代連続での大レース制覇という、最も活躍したのがアドマイヤグルーヴだった。オークスこそ敗れたが、前述のとおりエリザベス女王杯を連覇し、ダイナカールから数えて母娘競馬史に残る記録を達成している。そして、そのアドマイヤグルーヴが5頭残した産駒の最後の1頭が、ドゥラメンテなのだった。パロクサイドの輸入から約半世紀。今では数え切れないほどの数にまで枝を広げたこの母系の馬の、その最高傑作がドゥラメンテなのだとしたら、それを超える明日の最高傑作もやっぱりこの中にいて、すでに牧場で草を食んでいるのかもしれない。68Sunday Thoroughbred Clubデジタル版シグネチャーでは、本記事とデジタル版限定のコラムをお楽しみいただけます。(3月14日公開)http://www.diners.co.jp/ja/sig/393/11/24レーヴァテイン11/21マジックタイム11/22グレープブランデー11/15フォーエバーモア12/20ゲットクローサー12/27アルティマブラッド12/19フォーアライター11/7グランアルマダ12/13スーセントマリー12/13ツィンクルソード12/12アースライズ11/4ゴールドスーク12/6デモニオ12/5ゴールドドリーム111111113111111111111113111131112ドゥラメンテの母・アドマイヤグルーヴ(写真上)は2003年オークスに出走。実力は断然ということで1番人気に推されたが、残念ながら7着。もし勝っていれば、ダイナカール、エアグルーヴ(写真下)に続く母娘3代連続オークス制覇という空前の大記録だった。サンデーサラブレッドクラブでは、2016年度募集馬の特別入会を受け付けています。2016年5月31日までに、新規で特別入会の資料をご請求いただいたダイナースクラブ会員の皆様へ、ダイナースクラブ リワードポイントを100ポイントプレゼントします(サンデーサラブレッドクラブおよび社台サラブレッドクラブ会員様は対象外)。詳しくはダイナースクラブ ウェブサイト内キャンペーン紹介ページでご確認ください。(3/15公開予定)父・キングカメハメハは皐月賞には出走しなかったが、G1レースのNHKマイルCとダービーを続けて制覇。史上初の「変則二冠馬」誕生と騒がれた。

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